名古屋・大阪間のルートおよび駅位置については、当社が建設の前におこなう環境影響評価法の手続きで、地形・地質や環境など制約条件を踏まえ、超電導リニアの特性を最大限発揮できる直線に近いルートを設定します。駅の位置は、ご利用いただきやすく、また建設コストを抑えることができる場所を検討しています。名古屋・大阪間の環境影響評価法の手続きは、同区間の工事に着手する約4年前に開始する予定です。
まずは国土交通大臣より工事実施計画の認可を受けた品川・名古屋間を開業し、その後、名古屋・大阪間を建設します。
財政投融資を活用した長期借入により、経営の自由、投資の自主性を確保し、健全経営と安定配当を堅持しつつ、長期、固定かつ低利の財政投融資からの融資による経営リスクの低減を活かし、名古屋開業後連続して、大阪への工事に速やかに着手し、全線開業までの期間を最大8年前倒すことを目指して、建設を推進します。