品川駅、名古屋駅の両ターミナル駅の工事は、運行中の鉄道の地下に大空間の構造物を設けるという、細心の注意を要する工事であり、難易度が高く、高度な施工技術が必要となります。
工事は主に地表部から掘り下げていく開削工法で行います。
東海道新幹線や在来線の既設の構造物を安全に受け替えるとともに、周囲に影響がないように地中連続壁工法により土留め壁を構築したのち、その内側を掘削していきます。
掘削した地下の空間にリニア中央新幹線の駅の構造物を構築します。
それぞれの駅の概要を紹介します。
延長約1km、最大幅約60m、面積約3.5ha。